みどり病院は、2011年より全日本民主医療機関連合会(以下、全日本民医連)が取り組む「民医連QI事業」に参加しています。「自分たちの提供している医療の質がどのようなものか」指標として数値で表し、地域特性・患者属性・各病院の役割・機能と照らし合わせて分析・公開する事で達成度・課題・目標を見える化し、それを元に改善活動を行う事でPDCAサイクルを回し、更に質をあげていくことを目指します。

当院では、「QIと目標の連動」を合言葉に、単なる指標数値改善活動ではなく、各部門の目標を元に指標を設定し、「現場で必要とする指標」「目標到達を見える化」し「職員のモチベーションアップ」に繋げる指標の設定を行い、複数視点からアプローチによる改善活動から改善に繋げ、更にその取り組みを発展させる活動にしています。

QI一覧

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*矢印アイコンについて
 ①矢印の向き:指標の増減
 ②矢印の色:指標の改善状況
   (赤):指標が改善
   (青):指標が悪化
   (グレー):変化なし

項目

概要

<病院の基本数値>
●外来患者数(日平均)
●みどり病院すこやか診療所(門前診)の外来患者延べ数
●みどり病院の初診患者割合
●入院患者数(新入院・退院)×病床種別
●在宅往診患者の入院件数

<地域連携(紹介)状況>
紹介・逆紹介が最も多かったのは、「岐阜県総合医療センター」。ついで「中濃厚生病院」「岐阜大学医学部付属病院」となっていました。

●入院患者の紹介元病院状況
●在宅患者の紹介元病院状況
●外来患者の紹介・逆紹介

<無料・低額診療申請>
6件→24件に減少しましたが、コロナ禍で生活困窮する方は増えており、制度の更なる広報活動が求められています。

●無料・低額診療申請件数

<勤医協基金の状況>
新病院建設に際しても、ご協力頂いている勤医協基金。
新病院建設推進運動後の2年間、増加傾向にあります。

●勤医協基金の金額推移
●勤医協基金の件数推移

<高齢者の認知症スクリーニング検査実施>
外来検査数に大きな変化はありませんでしたが、入院検査数が減少しました

●認知症スクリーニング検査実施件数(入院・外来)
●退院患者における認知症スクリーニング検査実施割合
●退院患者における1年以内の認知症スクリーニング検査実施割合
●認知症スクリーニング実施患者のMRI検査実施割合

~記録の指標~

<カルテ開示状況>
2021年(3件)→2022年(1件)に減少しました。

●カルテ開示件数

項目

概要

<地域包括ケアの指標>
入院経路、レスパイト入院状況、退院先、リハビリ実施。
リハビリの必要な患者には、回復期リハ病棟への転棟をおすすめした為、在宅復帰率は低下した。また上記により、平均リハ提供単位も低下した。

●地域包括ケア病床の入院患者
●地域包括ケア病床の入院経路
●レスパイト入院状況
●地域包括ケア病床の退院先
●地域包括ケア病床のリハビリ実施単位数

<入院患者へのケアカンファレンス>
21%→31%に上昇

●入院患者のケアカンファレンス実施率
●退院患者への退院前合同カンファレンス実施率

~リハビリの指標~

<回復期リハ病棟の指標>
FIM利得(最終のFIM値-初回のFIM値)が、どの疾患項目でも、全国平均を超えました

●年齢分布
●在宅復帰率
●疾患分布
●在棟期間平均
●疾患別FIM利得平均
●疾患別FIM効率((FIM利得/在院日数)

<入院患者のリハビリ実施>
特定月の減少により、リハビリ実施率・リハビリ単位数共に減少。
早期リハビリ介入指標の入院3日以内リハビリ実施率は91%→93%に上昇。

●入院患者のリハビリテーション実施率
●新入院患者のリハビリテーション3日以内開始割合
●新入院患者のリハビリテーション開始までの経過日数

~看護ケアの指標~

<入院後の新規褥瘡新規発生>
回復期リハビリテーション病棟は変化なし。一般急性期病棟では、件数・発生頻度ともに減少しました。

●新規褥瘡発生率(褥瘡評価区分×病棟)

<入院患者への身体拘束>
一般急性期病棟・回復期リハ病棟共に、増加しました

●入院患者の身体拘束割合(拘束種別×病棟別)

<入院患者の転倒・転落>
021年に減少していた件数が以前の値に戻りました。

●入院患者の転倒・転落発生件数(レベル別)
●転倒転落発生頻度
●転倒・転落発生頻度(レベル別×病床種別)

<誤嚥リスクのある患者への摂食機能療法>
誤嚥リスクのある患者への摂食機能療法実施率は増加しましたが、摂食機能療法実施患者の誤嚥性肺炎発発症率も増加しました。

●誤嚥リスクのある入院患者割合
●嚥下リスクのある患者への摂食機能療法の実施割合
●摂食機能療法実施後の誤嚥性肺炎発症割合

~記録の指標~

<退院2週以内のサマリー記載>
2週以内完成割合は100%を維持、1週間以内は88%→91%に向上。

●退院2週以内のサマリー記載割合

項目

概要

<救急車受け入れ>
件数は変化なしも、他医療機関の影響により依頼件数増えた為、受け入れ割合は減少。受入患者の入院件数は、コロナ病床設置によるベッド数減少で減。

●救急車受け入れ割合
●救急車受け入れ割合と延べ入院日数
●救急車受け入れ患者の受入後入院割合
●救急車受け入れ患者の受入後入院件数と入院日数

<往診患者の看取り>
みどり病院・すこやか診療所全体で23件(47%)→38件(51&)に増加した。

●往診患者の看取り件数
●終末期処置への意思確認割合

<透析患者のインスリン指導・フットケア>
ともに、100%を維持

●外来透析患者へのフットケア実施割合
●外来透析患者へのインスリン指導実施割合

<外来患者満足度>
みどり病院で減(3.93→3.74)、すこやか診療所で増(3.97→4.18)

●外来患者のアンケート結果値平均(みどり病院・すこやか診療所)

~検査・薬剤関連の指標~

<慢性疾患患者の定期検査実施>
コロナ禍においても、検査実施数減少せず。

●定期通院の慢性疾患患者の定期検査実施率
  院所×検査種別

<糖尿病患者のHbA1c管理>
大きな変化なし。患者分布において、75歳以上が急増

●外来患者のHbA1c値分布(年齢区分別)
●血糖降下剤またはインスリン処方患者のHbA1c値分布(年齢区分別)
●血糖降下剤またはインスリン処方患者実数

<外来内服処方日数(通院頻度)>
1~2ヶ月に1回の通院頻度が目標。前年比は変化ありませんでしたが、日数延長傾向にあります

●外来処方日数区分別の処方件数・割合

<大腸癌健診結果>
大腸癌健診実施件数は変化ありませんでしたが、陽性患者の精査率は67%⇒62%に低下しました。

●大腸癌健診実施件数
●大腸癌健診実施患者の陽性割合
●大腸癌健診で陽性だった患者の精査割合
●大腸癌健診で陽性だった患者の精査結果

過去の指標結果 全日本民医連QI指標のリンク

2021年QI指標

2021年QI指標

2019年QI指標

2019年QI指標

2019年QI指標

2019年QI指標

2018年QI指標

2018年QI指標

2017年QI指標

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2016年QI指標

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2015年QI指標

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2014年QI指標

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2013年QI指標

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